■FXの取引時間
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為替市場は日本時間の月曜朝7時から土曜の朝7時まで常に開いているので、祝日を含め24時間いつでも好きなときに取引をすることができます。なぜそのようなことが可能なのでしょうか。
FXで24時間取引が可能なのは、為替がインターバンク市場で取引されているからです。インターバンク市場とは、名前の通りネット上で銀行間の取引をする市場です。
世界中の銀行がインターバンク市場でつながっているので、時差のために常にどこかの市場で取引されているのです。
その中でもメインの市場は東京、ロンドン、ニューヨーク市場で、世界三大市場と呼ばれています。
為替相場の一日は、まずニュージーランド、オーストラリア市場から始まります。日本時間にして5時前後です。続いて8時から東京などのアジア市場が開きます。夕方から続々とフランクフルト、チューリッヒ、パリなどヨーロッパの市場がが開き、17時にはロンドン市場が開きます。
また22時にはニューヨーク市場が開き、値動きが一日の中で最も活発になります。そうして一日が終わり、夜が明けると再びオセアニア市場が動き出すのです。

市場という言葉を使っていますが、FX取引には証券取引所のような物理的な取引所は存在しません。
個人が取引業者を通じてインターバンク市場に参加し、一対一で取引をしています。このような取引を相対取引(あいたいとりひき)といいます。このような一つの取引の総体を便宜上「市場」と呼んでいるのです。
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